2007年4月26日木曜日

新興市場

新興市場の指数が最安値を更新し続けています。
理由はいくつかあるでしょうが、何といっても会計不信が大きいでしょう。多数の企業が決算を粉飾しているのではないかという疑念が、投資家の間で渦巻いているようです。

ライブドアショックは単にライブドア株を買っていた人に影響を与えただけでなく、今日まで尾を引いている深刻な問題だったわけです。

2007年4月25日水曜日

日本株は出遅れていない

アメリカではダウが史上最高値を更新。上海市場はバブルの気も孕んだ過熱ぶり。欧州各国も総じて堅調。なぜ日本だけがこんなに弱いんだと嘆いている方もおられるでしょう。

しかし実は、日本株は出遅れてなどいないのです。それどころかアメリカをも上回るパフォーマンスを示しているといえます。

ダウが直近の安値をつけたのが、2002年の9月頃で約7500ドル。現在ダウは13000ドル付近ですから、4年半で74%ほどの上昇となります。
一方、日経がバブル崩壊後の最安値を記録したのが2003年の4月でおよそ7750円でした。ちょうど4年後の今、日経は17236円です。その上昇率は約123%となります。

4年半で74%増のダウと4年で123%増の日経平均。どちらに勢いがあるかは数字の示すとおりです。

2007年4月24日火曜日

最近の相場

ここのところ、日経は後場になってから急な動きをすることが多いですね。

1日の値動きが大きいので、デイトレーダーには歓迎されてるのかも・・・。

2007年4月23日月曜日

上がる確率、下がる確率

株取引は株の保有期間が短い、短期売買ほど偶然性に左右されやすくなります。

長期投資の場合、買おうと思う銘柄のファンダメンタルズやチャート等をしっかり分析して吟味すれば、よほどのことが無い限りうまくいきます。

短期のトレードで重要なのは買った(売った)瞬間から数分~数日以内に上がって(下がって)くれるかどうかです。こうした短い期間で株を買ったり売ったりするための材料は乏しく、それゆえに「他のトレーダーも上がる(下がる)と思っているだろう」という仮定のみで売買せざるを得ません。チャート上の抵抗線を上抜けば「他の連中もこれを見て買ってくるだろうから上がる」と結論付けて買うわけです。

しかし、こうした抵抗線などのチャート的な判断材料も無いときは、完全に偶然性の支配する領域になるといえるでしょう。

サイコロの例を聞いたことがあるかと思います。「どの目も出現確率は6分の1だが、12回振ってもそれぞれが2回ずつ出るとは限らない。しかし100万回振れば、それぞれの出現率はだいたい6分の1になっている。」
株の世界も理論上はこうなのでは?

2007年4月22日日曜日

日経のチャート

2月28日の上海ショックによる暴落以降、日経平均の日足チャートの形が明らかにそれまでと変わっていることに皆さんもお気付きでしょう。

窓が多くなり、ろうそくも長くなっています。まるで新興市場に上場している企業のよう。これには売買高の減少が関係しています。参加者が少ない場合、大口が入ると簡単にそちらの方向へ流れてしまいますからね。

2007年4月21日土曜日

ダウ史上最高値

NYダウが連日史上最高値を更新する盛況さを見せています。
4月にはいってからダウがマイナスで引けたのは何とたった1日だけ!この加熱振りにWSジャーナルは「ミニバブル」と警鐘を鳴らしており、その主な原因はM&Aだそうです。

日本でも5月から、いよいよ三角合併が解禁となります。アメリカのM&Aバブルが日本にも波及するのか?それともアメリカのバブル崩壊に日本も巻き込まれるのか。いよいよ正念場でしょう。

2007年4月20日金曜日

昨日の日本市場

昨日は日経が一時450円近い下げを記録。
とくに後場が始まった直後のナイアガラっぷりは近年まれに見る珍しさでした。

今は一部の機関の思惑で相場が動くため、乱高下しやすいのです。